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日本のキャッシュレス化、どうなる?

2018/04/15

こんにちは!田中です。

2020年のオリンピック・パラリンピック東京大会開催をひかえ
政府はキャッシュレス化を進めたい意向ですが、現状はどうなのでしょうか。
今月、経済産業省から発表された「キャッシュレス・ビジョン」をもとに、
ひも解いてみたいと思います。

■ 日本のキャッシュレス決済比率

経済産業省が2015年に公表したデータによると、
日本のキャッシュレス決済比率は18.4%です。
お隣の韓国が89.1%、中国が60%、
キャッシュレス化が進むその他の国でも50%前後なので、
日本の比率は相対的に低いといえますね。

■ 日本でキャッシュレスが普及しにくい原因

では、なぜ日本ではキャッシュレスが普及しにくいのか?を探ってみましょう。

1)現金を好む国民性

現金を落としても返ってくる治安の良さ、
現金に対する高い信頼、ATMの利便性などが背景にあります。

2)導入への敷居の高さ

端末の導入コスト、支払いサービス業者へ払う手数料、
現金化までのタイムラグなど、キャッシュレスに対応するためには
店舗が解決すべき課題があります。

3)消費者心理

キャッシュレスに対応していない店舗が存在し続けることで、
消費者も現金から離れられません。
キャッシュレスに対しても、お金を使い過ぎないか?
セキュリティは大丈夫か?などの不安もありますし、
高齢だと、そもそも使いこなす自信がないという人も多いです。

■ キャッシュレスを普及するための対策案

個人商店に対しては手数料を低く抑えるなど導入しやすい仕組みをつくったり、
導入・運用に対して補助金を出す、税制を優遇するなどの案が出ています。

お読みになって、みなさんはどんな感想をお持ちになりましたか?

私は、まさに~!と机をバンバン叩きそうになりました(笑)
私の住んでいる地域には昔ながらの商店街がいくつかあり、
キャッシュレスなんてどこ吹く風です。
お店の人も、年配のお客さんも、当たり前に現金でやりとりしていますし、
お店がキャッシュレスになる姿は非常に想像しにくい!

私は家計管理をデビットカードで行っているため
個人的にはキャッシュレスのほうが助かるのですが、
お店に行き、何気ない会話が笑顔で交わされているのを見ると、
「現金だからこそのコミュニケーションもあるし、
 こういうお店が地域の味を出しているんだよなあ・・・」
と複雑な気持ちになります。
そして、結局、自分もキャッシュレスになりきれないのです。

まだまだ国と現場の温度差がありますので、今後の動向を要チェックですね。