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知っておきたい、自筆証書遺言の改正点

2018/08/27

こんにちは!田中です。

夏休みに生まれ故郷の鹿児島を訪れ、祖父母のお墓参りをしてきました。
ご先祖様に手を合わせると、心が落ち着きますね。

5年前に祖母が亡くなったときのことを思い出したりしていました。
誰かが亡くなったとき、考えなくてはならないのが相続です。

今回は、民法改正により、つくりやすくなる自筆証書遺言についてお伝えします。

■ 自筆証書遺言とは?

本人が全文を自分で書く遺言です。
自筆ではなくパソコンで作成したものは法的に無効となります。
また、相続財産となる不動産の所在地や、預貯金の銀行名・口座番号など含め
自筆する必要があります。

■ メリットとデメリットは?

メリットは、いつでも何度でも作れること、
一人で作れるので内容を知られずに済むこと、
そして、お金がかからないことです。

反面、デメリットとしては、
書き方の要件を満たしていないと無効になってしまうこと、
遺言書がなくなったり見つからなかったりする可能性があること、
改ざんされるおそれがあること、などが挙げられます。

また、自筆証書遺言は相続開始とともに家庭裁判所の検認が必要なので、
その分の手間と時間がかかります。

■ どんな点が改正される?

2019年1月13日からは
不動産や預貯金等の財産目録はパソコンで作成できるようになります。
また、銀行通帳のコピーや不動産の登記事項証明書等を
目録として添付できるようになります。

相続財産の多い人は特に、負担がかなり軽減されますね!

また、2020年7月までには「遺言書保管法」が施行され、
本人が自筆証書遺言を法務局へ持参すれば、
法務局で保管してもらえるようになります。

これにより、遺言書がなくなる・見つからない・改ざんされる
といったリスクをなくせます。
また、法務局で保管してもう遺言書は検認が不要になるので、
その分早く遺産分割へ進めます。

■ まとめ

遺言書というと高齢者が作るものというイメージがありますが、
私の友人は40代ですでに作っていますし、
自分の資産を把握して整理しておくという意味では、
いつ作っても早すぎるということはないですね。

遺言書の中でも、最も手軽に作れるのが自筆証書遺言。
今回の改正により、自筆証書遺言を作るハードルが少し低くなりますので、
一度作ってみるのもいいかもしれません。